相続税コラム

相続しても相続税が課せられない財産

 通常、相続または遺贈により取得した財産は相続税の対象となり、その評価額が一定の控除額を超えていれば課税されます。しかし、中には相続財産であるにもかかわらず相続税が課されないものも定められています。これらのうち一般的に該当しそうなものとして次のようなものがあります。

 

 1. 墓地、墓石、仏壇、庭内神祠その他祭祀に係るもの

 2. 一定の要件を満たす生命保険金のうち500万円×法定相続人の数までの金額

 3. 一定の要件を満たす死亡保険金のうち500万円×法定相続人の数までの金額

 4. 相続税の申告期限までに国、地方公共団体等に寄付等をした相続財産

 

 特に代々続くお宅の中には1.の庭内神祠があるケースも多いのではないでしょうか。その場合は、現地調査を行った上で当該神祠の部分を除外し申告することもあります。また、4.の国や地方公共団体等への寄付は申告期限までに寄付を行うことが要件ですので、実際に寄付しようとお考えの方は申告期限を過ぎないよう生前からあらかじめ関係先に申し出をすることや遺言書を整備することも検討したいところです。

 なお上記の他にも公益事業に関するものや障害者共済関連等、非課税となる相続財産が定められていますので詳細は以下の国税庁ホームページを参照ください。

No.4108 相続税がかからない財産

https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/sozoku/4108.htm

 

(本記事は令和48月時点の法令に基づき記載しています)